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・先生のコンサート in 西国分寺



先生の音を、聴きに行って来ました。
西国分寺。


方向・地理・地図・交通・空間認知能力・距離感覚、の天才バカのこのわたしが、
始発の新幹線なんかに乗り、初めて、単独で東京駅を横断して、乗り換えて、行って来ました。(皆さんにとっては普通のことでしょうけど、わたしとわたしを知る近しい人にとっては衝撃の事実です)
西国分寺・・・て何? 的な感覚しか持ち合わせてないような、脳が既に迷路なやからのこのわたしが。

行くか行かないかを決めるのに一週間かかりました。
予定がどうとかそういうことではなく、
わたし一人で西国分寺というところまで行って帰って来られるのか、その一点で迷いに迷って。(決して予定していたわけではありませんが、行き、西国分寺で一回迷子になりました。帰り、新幹線のホームを間違えて、30分余計に待ちました)

でも、行って来ました。
行きたい気持ちが勝りました。

先生のソロ演奏。
間近で。
聴きたい。

大好物のキチョーも演るし。
ボッテシーニの夢とか、ドビュッシーの美しい夕暮れとか・・・
サン=サーンスのアヴェ・マリアなんて存在自体知りませんでした。

どうしても聴きたくて。
遠路遥々朝もハヨから、行っちゃいました。
全ての不安と東京駅横断乗り換えの恐怖を振り切って。
足の痛さも顧みず。

先生の演奏、大好きなんです。
どうしてあんな美しい音が出せるんだろう。
どうしてあんな美しい、凄い演奏が出来るんだろう。
とても同じ人間とは思えない。
鍛錬の賜物。
そりゃそうでしょうけど、プロの演奏家さんなら皆さんそれなりの演奏がお出来になるでしょうけど。
同じ曲を弾いても、一人一人皆違いますからね。
同じメンバーの同じオーケストラで同じ曲を演奏しても、指揮者によって全然違う演奏になるように。
同じ楽曲の同じ楽譜でも、一人一人違う、その演奏家さんの演奏、になりましょう。

で、わたしは先生の演奏が好きなんです。
先生にまだお会いする以前に、先生の演奏を聴いて、ああわたし、この人にコンバス教わりたい、教わるならこの人がいい、と思い、無謀にも自らその門を叩きました。

先生の演奏は、わたしにとって、嫌なところが一つもない。
何故こうも、全て自分の琴線にピッタリとフィットするのか。
こんなことが、あるのか。って、当初こそ不思議な感慨を伴いつつも、
今は、自分の感覚、身も、心も、その醸し出される美しく重厚な音に同化して、
聴く度に、新たに驚嘆し、悦び、歓び、酔いしれ、胸を打たれます。
わたしにとっては、遥か彼方、何も見えない雲の上の人です。
でもとても気さくにお話しのできる方です。

幸せでした。
先生のコンサート。
聴けて。
あんなに間近で。
本当はあとちょっと前、最前列で聴きたかった。けど一応先生の生徒であることを踏まえて、それは他の方にお譲りしました。

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   プログラム

    音の葉   Home Concert   Vol.24

             「 冴える 」           23.Feb.2014

    1. 《 独奏コントラバスの為の6つのワルツ 》より
                               D.ドラゴネッティ
    2. 《 コントラバスの為のソナタ 》より     B.マルチェロ

    3. 夢                       G.ボッテシーニ

    4. 象                      C.サン=サーンス

    5. 美しい夕暮れ                 C.ドビュッシー

                  * pause

    6. さくらさくらによるパラフレーズ        平井康三郎

    7. おくりびと                        久石譲

    8. まいご                          久石譲

    9. キーチョ                      A.ピアソラ

       アンコール   アヴェ・マリア     C.サン=サーンス

               コントラバス  藁科基輝
               ピアノ    細木原光紗

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リハ中の先生。

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以下はその日のわたしの、コンバスのレッスンノートの記述の抜粋です。

   先生のソロ、うっとり。
   同じ人間とは思えない。
   できればもっと聴きたかった。
   尊敬、憧憬、夢、希望、光り、まばゆい、陶酔、傾倒。
   わたしの琴線を、直に包み込む、
   水の中、音の中、 
   どんな深い海の中に沈んでいても、息のできる音・・・

   幸せでした。

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この意味のセリフをこのブログで書くのは3回目になると思いますが、
先生の演奏は、カタリン・ロタルさんの演奏と似ていると思います。
ロタルさんは、コンバスに関係している人なら知らない人はいないと思いますが、わたしはこの方の演奏も大好きです。

このおふた方の演奏に共通するわたしが感じるもの、を簡潔に言ってしまえば、
音楽、演奏、に対する極めて真摯、シビア、な態度。それを音から感じます。
そして、ナチュラルで、素直で、ニュートラルな磐石の基盤から溢れ出す、変わらない美しさ。
どんな時も、変わらない、美しさ。
その上で湧き上がってくる豊かな情感。繊細さも、大胆さも、全て内包して敢えて美しい。
芳醇・・・。

プロなら当たり前、とか言わないでくださいね。
みなさんそれぞれ、別の音、別の感覚、別の演奏、をお持ちのようですからね。
十人十色。
素人は感覚で、結構シビアに聞いてるものです♪

伴奏の、細木原光紗さんのピアノ、良かったと思います。
ソロの前に出ない、ソロの邪魔をしない、ソロを引き立たせる伴奏、がしっかりお出来になる方なのかなと。(今までいろいろなコンサートを聴いてきて、ソロがソロなのか、伴奏がソロなのか解らなくなってしまうような伴奏をする方がとても多いような気がしています。伴奏を伴奏としてきちんと演るって、それこそがプロフェッショナルな音楽家、演奏家、なお仕事なんだ。それって、プロでも難しいことなんだなっ、て思うに到っている、わたくしです。)



" 好き " な気持ち、最強です。
奇跡としか言い様がない。
わたしが一人で、西国分寺へ行くなんて・・・



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by soranosoto | 2014-02-27 05:28 | ・ LOVE CONTRABASS | Comments(2)

・わたしに於けるガンバッテの奇跡


レッスン中わたしがその課題を出来ずに、
手も足も出せずタイミングさえ失ってもたついている時、
先生に小さく控えめに、ガンバッテ・・・て言われると、
ぅんガンバロ・・・と素直に気持ちが定まる。

今までこの年齢まで、そんなことはただの一度も無かった。
頑張ってなんて言葉は、大嫌いで、真実それが心に響いたことも入ってきたこともない。
けど、この関係性そのアリヨウに於いては、むしろ嬉しい。

コンバスの成せるワザ、先生の成せるワザ。
わたしのコンバス好き感と、先生に寄せている信頼の成せるワザ、それら全ての複合です。
このわたしにとっては、人生初の、「奇跡」と言える。

毎日毎日の、地味ぃな基礎練習が、楽しい。
楽しくて嬉しくて、痛いことをずっと内緒にしていて、腱鞘炎になってしまった。
左手は使わない。先生ストップかかりました。
病院行ったらドクターストップもかかりました。

それでも、右手の弓だけ、開放での付点の単純な反復練習が楽しい。
楽しくて楽しくてたまらない。

LOVE CONTORBASS。
わたしを幸せにする、コンバスです。

2014.2.11













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by soranosoto | 2014-02-24 21:58 | ・ LOVE CONTRABASS | Comments(6)