・arioso 片足は墓穴にありて我は立つ


                          詞 ao
                          曲 bach

   A   既にもう 超えているから
       帰る場所はいらない
       身も心も 絶えて消えつつ
       わたしは誰も求めない
       独りでゆくわ

   A’   もう全て 遅いわ
       一人 この手 何も持てない
       横たわり 目を閉じ 沈んで
       心は割れて戻らない
       独りでゆくわ

   B   ああ 現し世の
       空は地平に囚われて
       風さえ胸をすり抜け
       思いは浮いたまま

   C   彼の時も 人も 
       夢さえ 潰えてゆき
       重く 乱れ 壊れ なのに前を見ている
       青い星の先の虚空を

   D   言わないで 声は哀しい
       流れるそのメロディ
       落ちる海の底
       音叉一つ 涙で抱きしめ 眠るわ



今コンバスで練習中の、バッハの、アリオーソ。
つべで探してみたり、ネットで探してみたり調べてみたり、
散々したけどどれもこれも気に入らないので自分で詞、作りました。
どうしても、一度歌として口ずさんでみたかったの。

元々の、教会カンタータとしての?BWV156的なニュアンスは全部消しました。
わたし、クリスチャンじゃないし、個人な感情的には無神論者の方だし。

その他、海外国内3~4人の歌手さんが詞をつけて歌っているのも聞きましたし詞も読んでみましたけど、
ヤダ~。
あまりに安直、下世話、手垢まみれ。
大衆迎合、量産流通、的な。
ので却下。

この旋律の美しさ、
そして
元々の感情的な深刻さを表した詞の内容のニュアンスを全く無碍にしてしまうような、
わたし的には安易軽薄とも思えるような歌詞を、
わざわざ口ずさんでみたい気にはどうしてもなれない。

素人ですからね、イヤなものはイヤ!
なのです。
売る必要一切ないし。
うふ。

宗教観は排除しましたが、元の歌詞の方向性とタイトル的な世界観は踏襲させていただきました。
でわたしが作ったらとこうなった、ってわけです。
20分ぐらいでチャチャっと書いたものですから、こんなもんです。



満足です。



早くそうすれば良かった。



---------------------------------------------



ああこの湿気、ホント止めてほしい。
倒れそうです。
夏のしぞーかなんかには、住むもんじゃありません。
[PR]
by soranosoto | 2014-07-16 11:25 | ・ LOVE CONTRABASS | Comments(4)
Commented by miyu at 2014-07-17 18:47 x
毎日暑いけど、コンバス鳴らしているんだねっ!

バッハの曲に自分の詩をのせて口ずさむ。
そんなこと、思いつかなかった~。
さすがaoさんだ~。
そうすることで、その曲のイメージが深まるね。

コンバスのような低音だと、ズンッと来るでしょうね。
Commented by ao at 2014-07-18 14:18 x
miっyuさ~~ん(ノ-^0^)ノ
昨日は朝から終日忙しくてね、でも隙間見つけて10分だけ鳴らしたよー♡
もしかしてmiyuさんも低音好き?
先生が同じ曲を弾くとね、ヨーロッパの素敵なお城の、アンティークな家具が配置された、気高さを感じるようなお部屋が見えてくるよ♪
わたしが弾くと・・・工事・・・(^^ゞ
Commented by ジャンゴ at 2014-07-28 21:50 x
おー 詩作の才能迸っておりますね。抹香(宗教)臭いのよりはるかに良いかと。
Commented by ao at 2014-07-29 17:58 x
ジャンゴさん、
迸るって、こう書くんですね。どこかで習った記憶もありません。きっと、ぼーーっとしてたのね。
わたしが書くと、やっぱりわたしっぽくなっちゃいますね。
<< ・泣かされそうなアリオーソ ・La Cloche, Paris >>