・コンバス始めました。


わたし、コンバスのレッスンに通います。
いい先生見つけたし。
コンバス買って6年と4ヶ月。
もう耐え続けるのが、嫌になっちゃったの。
コンバス、やりたい。
どうしても。


その為に、5年もクルマ乗ってなくて既にペーパーになっていて運転が怖くなっていたところへ持ってきて、タクシーの運転手さんに言われたあぁ~~度怖いと思ったら駄目だね~の一言に、余計に怖気づいて運転出来なくなっていたわたしが、先生のお宅まで今のわたしにとっては大層な道のりを、既に2往復のクルマの運転の練習、しましたさ。コンバスやりたい一心で。だって、交通費がレッスン代より上回ってしまうんだもの。それってあまりにもマヌケ過ぎる。一介の主婦に過ぎないわたしにしてみたら。あ"ふぉかと。ふ"わっかかと。でしょ。それに、もう何年も何年も、チマチマ チマチマ貯め続けてきたわたしのヘソクリ、コンバスの練習環境に不可欠なものをいくつか購入するために、大量に放出しちゃったもんね。アッサリ。何の惜しげもなく。だって、コンバスできるから。うふ。


先生の美しい音、大好き。
美しすぎて、あまりに美しすぎて、先生の音を聞いていると、ひたすらに落ち着く。
感覚の無防備、情緒の鎮静に至って、安心しきってしまう。
自身が一個の個、素に帰っていくような、pureな安堵感に包まれて、本当に幸せな、気持ちになる。
目をつぶっていつまでも聞いていたいと思う。聞きながら、眠りたいと。

先生の凄すぎる演奏。凄すぎて、面と向かって軽率に、先生の演奏好きです、なんて言えない。
こんな度度素人の、弓の持ち方さえまだままならないわたしがそんなこと言うのは、プロ中のプロの先生に対して失礼に思えて、とてもおこがましくて、そんなこと言うのは、今のわたしには、分不相応に思えて。
だって、とても同じ人間とは思えない程、先生の演奏、凄いんだもの。


尊敬。
羨望。
憧憬。
親和。
信頼。
賛美。
傾倒。


そう言って何ら臆するところが無い。今のわたし。
先生、そこに居てくれてありがとう。本当にありがとうございます。です。


先生はどう言うかわからないけどわたしから見たら先生は、
カッコよくて、爽やかで、朗らかで、
賢くて、楽しくて、
冷静で落ち着いていて。
いい先生だと思います。
この、この歳にして超人見知りで対人恐怖的で厭世感満載のわたしが、
あの先生に対しては本当に不思議と思える程にそういうものが取れてしまって、
無邪気な子供心にまで遡って、相対する自分が出てきてしまう。自然に話す自分になってしまう。
度を越さないようにしなきゃ、いい大人なんだしって、そこに注意を向けることは今の自分の課題? それも解らなくなってしまって、困ってしまう贅沢な、悩み?

先生の前に出るとわたし、自分の年齢を忘れてしまう。すっかり。わたしが単にわたしでしか、無くなる。
とともに先生の年齢ものことも、全く頭に登ってこず抜け落ちて、度外視になってしまう。
時々一瞬、そのことが頭をよぎって、失礼な言葉遣いだったんじゃないか? という思いが、わたしの意識集中を遮断する。
だって先生は、自分の娘よりもいくつも、若いんだもの。
なのに先生は、わたし自身よりずっと、しっかりしていて大人なんだもの。
そしてわたしにとって先生は、何も見えない程遥か遠くにいる、
雲の上の存在。
脳の中でそれらがうまく統合出来ずに、コンガラガッテしまうの。


人生ここへ来て、先生にたどり着けたわたしの、この上ない喜び。


この歳にしてやっと、一番好きな音に触れていくことが可能になったわたしの、祈り。


わたし自身の意思や気持ちではコンバス止めません。
わたしの身体の状態や、わたしの周りの状況が今後どうなるかは分らないしその危惧もあるので、それによるレッスンの断念はあるかもしれないけれどね。


先生、本当にありがとう。そこに、居てくれて。
先生の存在そのものが、わたしの大事な大事な財産、宝もの。宝石です。


心一杯の思いで、わたしは先生を、守りたいと思ってしまうのです。切に。





変ですか?
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by soranosoto | 2013-08-19 11:21 | ・ LOVE CONTRABASS | Comments(12)
Commented by miyu at 2013-08-19 12:07 x
よかったね~~!
すっごく自分のことみたいにうれしい!
先生に、いや、先生のコンバスの音色に恋しちゃったんだね。
心の芯から、自分を動かす原動力になったんだね。
私、わかるよ。
コンバスを弾きたいっていう、溢れんばかりの思い。
先生に、もっともっと近づきたい思い。

そして、車まで運転?
へぇ、知らなかった、aoさん免許持ってたんだ。
いや~、ほんと、よかったな、うれしいな。


Commented by soranosoto at 2013-08-19 13:54
miyuさん、
ありがとん!
良かった、わたし変じゃないよね。
確かにこれは恋みたいなもんだね。あの音。演奏に。
さすがにこれが先生に対する恋じゃないことは、冷静かつ客観的に、自身を見ることは出来るよ(^_^)v
うん、動かされちゃった。原動力。そうだね。まさに。
音への希求は、止められない。やっぱり。
なんかその音の源の先生さえそこに居てくれたら、わたしは幸せかもしれない。
もちろん、わたし自身もコンバス触りつつね。

車ね。免許持ってるよー。
24歳の時に取ったの。子供乗っけてギターの学校へ行きたいがために取ったんだよ。自転車も乗れないわたしがさ。
母子家庭で子供見てくれる人がいなかったから、子供連れで行くしかなくてね。
夜だったから、終わったら速やかに帰って、子供を寝かせる必要があったからね。
半年もかかったよ。お金もだいぶオーバーして。4キロも体重減って。
でもその時免許取っといたおかげで今、先生のお宅に通うことができるもんね。
これでペーパーも卒業だー♫
Commented by ジャンゴ at 2013-08-19 16:41 x
良かったですね!ちっとも変じゃないですよ。心動かされる、やりたい事をやるのが自由ってぇことです。
車の運転?なんちゃあないです。F1に出るわけじゃねぇんだから(笑)。
近くにいたら峠で特訓して差し上げるのですが(笑)。
いやぁ、良かった。嬉しいです。自分のことのように嬉しい。
気楽にゆっくり楽しんでくださいね。
Commented by soranosoto at 2013-08-19 17:34
ジャンゴさん、
エヘ。変じゃない・・・。ありがとう!
わたしのことだからまた、自分で気付かぬうちに変なこになってるんじゃないかと、チラっと思ったりもして。
でもこれで、一抹の憂いも吹っ飛びます。
F1・・・アハ。出られるもんなら出て見たい、わけありません。
せめて見てみたいですよね。
峠で特訓ですか?ありがとう!強い味方ですね。
ドリフト?

ええ、本当に、ゆっくりやりたいです。そして楽しみたい。
ギターの時は、楽しむ余裕なんてなかったですから。
むしろ苦しみになっていました。
コンバスは、そんな辛いことにさせたくないです。
純粋な一生の趣味として、本当に、ゆっくりと、楽しみたいです。
Commented by わら at 2013-08-21 12:48 x
聞きたい。
Commented by soranosoto at 2013-08-21 21:17
わらぺ、
コンバス抱えて大阪へ?あは。
まだ弓の持ち方も楽器の構え方も定まってない、
本当に始まったばかりだよ?
左手だって押さえてない、開放で行ったり来たりしてる段階。
でも、弓で弦をアップ・ダウンさせてるだけで、幸せ感じる。
身体が続く限りこうしていたいと思うよ。
身体、たいして続かないんだけどね。
いつかそんな日が来たらいいね。
Commented by わら at 2013-08-22 12:26 x
息子にバイオリン持たせて一緒に行くよ~。
コンバス抱えて歩いたら、コンバスに足生えてるようにしか見えんやん(笑)
Commented by soranosoto at 2013-08-22 22:07
横になってるコンバスを立たせる練習してるくらいだしね。
足腰悪いのにコンバスに手ぇ出しちゃって。
何回かコンバスに押し倒されそうになったよ。
ソフトケースに入れるのもしまうのも、まだ一人じゃようできん( ; ; )
Commented by わら at 2013-08-23 12:36 x
ふふふ・・・
「よいしょ、よいしょ・・・あれ~?やだ~ん」って言ってそう(笑)
Commented by soranosoto at 2013-08-23 17:16
ふっ。そんなよーなもんさ。

見てた?( ̄ー ̄)v
Commented by bho at 2013-08-26 02:17 x
いい先生に出会えてよかったですねぇ~。
でもコンバスを連れて遠出はたいへんでしょうね、くれぐれもカラダ壊さないようにね。


だいじょぶですよ・・・。
って前の先生の声がきこえるようです。
あれから6年たったんだね。長いような短いような時間の間隔。
Commented by soranosoto at 2013-08-26 12:53
bhoさん、
だから最近は激しくフラッシュバックして、よく泣いています。
まだ、泣いてしまうようです。6年経ったけど。
でも、コンバスに触る決心はつきました。
うん。彼だったらきっと応援してくれると思う。
掛け値なしに。
穏やかな笑顔で煙草くゆらせながら静かに、「良かった・・・」って。
彼がいなかったら、わたしはあの日コンバスを買うこともなかったわけで、
彼のおかげなんです。
いくら感謝してもしきれないのに、お礼も言えないの。
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