大好きな大好きな布施明の歌を何気に聞いてしまった。 案の定止まらなくなってほぼぶっ通し12時間聴き続けてしまった。 いささか眠い。 腰も痛い。 足の痛みも増してきた。 好きな音楽一度聞き出すと止められなくなるから、普段はあえて聞かないことにしている。 仕事はしてないし家事も放棄しているし何にもしない毎日。 だからといって12時間パソコンの前に座ってほぼ一人の歌手の歌を聴き続けるってイササカ尋常ではないと言える。 血が出ても延々とチェロを引き続ける女の子の話しあったなぁ。 わたしの場合そんなに可愛いもんでもなんでもないけど、その彼女を思い出す。 彼女の動機の洞穴が解るような気がする。 わたしは、以前、まだギター触ってた頃、練習の途中で声をかけられたり中断を余義なくされたりすると、身を引きちぎられるような感覚と気が狂いそうになる感覚を同時に味わって、 更にその後この世の終わりのような絶望感に襲われ、 それはしばらく、かなり長い間続くのだ。 思わずギターを叩き壊してしまいたくなる衝動、そこらじゅうの家具だの食器だのを殴り壊したくなる衝動、自分の体をズタズタに切り刻みたくなる衝動、 目の前にいる、わたしに練習の中断を呑気な夕食の支度をするというそんなことのためだけに強いて尚当然の顔したダンナを、ナイフかなんかで切り刻んでやりたくなる衝動、 それら全てを無理やり無理やり自ら強制的に押さえ込んでギュウギュウ体の外へ出ないように押し込めてポーカーフェイスを作って、 闇の中土の中に潜って行くような感覚のままそいつのたった一回の食欲のためだけに食事の支度をしなきゃならない虚無の継続を、味わい続けていた。 それは本当に辛く苦しい、わたしだけの、現実の営みには何の益もないむしろ当事者がわたし故に害悪にさえなる、魂の嘔吐の連なりなのだ。 それは本当に苦しくて、慣れるというような代物ではなく、ばんたび耐えることを乗り越えられるといった建設的な現象のものでもなく、経験する度に絶望と苦しみが増していずれは自身がパンクしてしまって、止まってしまう。 そういう類の中味。 それはわたしがこうしてここで生きて食べて居続ける限り、終わらない。 その循環は、終わらない。 わたしが練習する度、ダンナが声をかける度、悪魔のような繰り返しを体感しなければならない。 わたしはそれが、自分を殺してしまいたくなるほど、嫌だ。 せっかく、随分とご立派な楽器が三台もあったって、今じゃオブジェにもなりゃしない。 練習のさなか血なんか出たっていい。そんなの練習なんだから当たり前のことだ。 傷口が邪魔ならテープで塞げばいい。過去にもそうしてきた。 心臓突き破ってて脳天を中からハンマーで殴られるような痛み、我慢すればいい。 押さえづらくなったって音が悪くなったって意に反した中断を余義なくされるよりよっぽどマシだ。 誰も、わたしの練習の邪魔は、しないでいただきたい。 現実としてそれは有り得ない。 中断されることによって巻き起こるわたし独りの怒涛のメンタルの嵐に、わたしは一人で対処できない。 練習する前からそれを思う。 練習の回数が段々と減る。 しまいには弾くことの全てを拒否することになる。 それに今は家での音出しほぼ不可。 鼻歌さえする気も起こらない。 わたしが主婦になって更に練習するというのは、こういうことになることに、ほかならない。 くだらない女だ。 何の為にもならない。 ほんとに嫌になる。 楽器なんて知らないほうが幸せだった。 ああ、疲れた。 寝よ。 食わせてもらってる分際で何言ってんの? おっしゃるとおりでございます。 チャンチャン!! 郵便ポストが赤いのもみんなわたしが悪いのよ オホホホホ~~~~~~
by soranosoto
| 2011-08-06 06:31
| ・ 今日この頃・・
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Comments(8)
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ジャンゴ
at 2011-08-06 18:32
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そうか、そうか。
そうだったですか。 それは、辛かったですね。 私の場合は、まったく自分には「楽器を演奏する」才能が無かったので、心が折れたのがギターをやめてしまった理由です。 楽譜ももともと読めなかったのがオッサンになってから読めるようになるはずもなく、相変わらず意味不明の記号のままだったので、耳で聴いたり、眼で見て覚えて、同じ音を出せるように練習していました。…そんな状態なんで、レッスンもツラくて、元々、とても不器用なんで。 だから、やめたのも自分のせい。自分の責任です。 でも、soranosotoさんはちゃんと弾けていたのでしょうから、そんな方は、それは、さぞ辛かっただろうと思います。 また、心穏やかに演奏できる日がくるように祈っております。
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soranosoto at 2011-08-07 14:58
ジャンゴさん、
長々と書いたコメント、消えてしまいました。 あーあです。 とりあえず、 aoさんでいいですよ♪ "ao" が既に他の人によって登録されてて、わたしは登録できなかったので、ブログタイトルをそのまま登録しただけですから。 それとわたしは若い頃音楽やってた人でも何でもなく、一音一音音とって、繰り返し繰り返し練習して暗譜して・・・ 他の一般の人達と何も変わりません。 20代中頃、プロになることを本気で考えたことがあります。 師匠にもそう言われました。 でもその当時のわたしの極貧生活事情、子供の事情、自分のメンタル事情、別れた男からの執拗な脅迫つきまとい事情、そして交際していた男とのメンドクサーーーイ事情、いかんともしがたいことが多々重なっていて・・・みたいな。 それらをちょっと具体的に書いたのですが、消えてしまいました。 復元させるメンタル力ないです。 チャンチャン!!
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ジャンゴ
at 2011-08-08 21:17
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いろいろ、あったんですねぇ。
ツラかったって言葉や文字にすると簡単に済んでしまいますけど、でも、本当に…。
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soranosoto at 2011-08-09 05:05
子供って凄いですね。
親の心の変化をちゃんと察知して。 わたしがギターに対し本気度がUPしてプロになることを気持ちの中ではほぼ決定づけてさあこれから!というまさにその時に”天の声”ですもん。 「ママ、ギターやめな!」 わたし、やめようと思いました。 身を引き裂くような気持ちがしましたけどね。 それまで娘の我慢強さにかこつけてギターやってきた自分がいましたから。 あの子がそれを言うってどういうことかっていうの、わかりますからね、一番。 わたしゆえんの、娘の心の中の不安を、これ以上広がる前に、解消してあげなきゃと思いました。 で次の日に、ギターと、ギターに関する一切合切を押入れの奥にしまい込んで。 それ娘に見せつつ、「ママギターやめたよ」てなこと言った時の娘の晴れやかな顔と笑顔、それ以上に大事なものなど無いと確信しました。 それ以降、本当にギターに触れることなく17年すごしました。それから更に7年、そして今です。 後悔はしてませんけどね。娘が心優しい大人に育ってくれましたから。こんなわたしの元でね。 でも一抹の寂しさは拭えませんね、やっぱり。
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soranosoto at 2011-08-09 05:13
当時、離婚してローンいっぱい抱えて、それも本当に大変でした。
メンタルもギリギリで、で、わたしが自分で死んでしまう前に自分をなんとかしなきゃと思って、メンタルの先生探して、自らドアを叩いたんです。 娘を一緒に殺してしまうわけにはいきませんからね。 28の時でした。 必死でしたよ。 そんなのが全て同時進行でかぶさっていて、ホント、よく生きてたなわたし、って思います。 メンタルの先生にもそう言われました。 でも今は今で変なことになっちゃって。 全てのクオリティがこそげ落ちて、禿山です。
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miyu
at 2011-08-09 08:34
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aoさんの集中力って、それって人並み外れてるよ。
芸術家肌だね~。 そのままにするにはもったいない。 ダンナのごはん、先に支度して aoさんを呼ばなくても不都合のないようにして、 それで部屋にこもるってのは? 面会謝絶、呼ぶなと宣言して。。。(笑 今こそ、人生の黄金期! 12時間布施明を聞いてもいいと思うな~。 若い時がんばったんじゃん!
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soranosoto at 2011-08-09 14:07
miyuさん、
お金に余裕があったら、部屋を一つ防音にしたいね。 そうすれば隣りに住まわっている変人男 ぁ 隣人男も関係なく、朝も夜も関係なく音出せるもんね。 ま、無理ですけどね=3 わたしね、本当に家事は放棄してるんだよ。 だから今はダンナの食事も自分の食事も作ってないよ。 全て宅配業者や冷凍やネット注文で賄ってる。 煮炊きしないで済むものばっかりね。 だからうちの冷凍室は満杯。冷蔵室や野菜室はスッカスカ。 自分が飲むインスタント珈琲(ブラック)一杯、作る気になれないの。 2006年の10月に、それまでのダンナとの関係における諸々の我慢や何やかやの、限度を超えてしまってね、音が聞こえたよ。自分の中で何かがブチッて切れる音が。 でもダンナはわたしが家事をしないのは、体や足が悪いからって、今もそう思おうと決めてる。 メンド臭いからね。わたしのメンタルのことなんて。 彼にとってこの世で最も嫌悪して面倒臭いのがわたしの心のことだから。
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soranosoto at 2011-08-09 14:10
今日も何もする気にならなくて朝から食べたのはオレンジ1個とガリガリ君2個。
心配はいらないよ。わたし、miyuさんと会った頃より10キロ以上は軽く超えて肥えてる。貯金は腐るほどあるから。 一週間水だけで過ごしたって、むしろその方がカラダに良いくらい^_^; 面会謝絶♪ それはいい言葉だね~ いつか使ってみたい^^
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